トレーニングのワケ
「トレーニング」というと明らかに大袈裟なんやけど、1ヶ月後に、 SEA TO SUMMIT びわ湖東近江大会 に参加する予定なので、ある程度、動ける体にはしておかないと、ということで、近場の高尾山へトレーニングしにいくことにしました。
トレーニングの内容は至ってシンプルで、荷物は最低限にして、スピードハイクで登頂して下山してくる、というもの。一つ目標を置くとすると、早朝からハイクをスタートして、家族が起きる前に家に帰ること!!週末の日に家族が起きてくるであろう、8時には帰宅しないといけない、と考えて、高尾山の登山口と自宅が車で45〜50分くらい。7時15分には下山を果たしておく必要があります。日の出の5時頃にハイクをスタートして頑張って登山すれば大丈夫そうな計算。
もう一つのトレーニングのワケがあって、実は、2週間ほど前に、新型コロナに罹患してしまい、体が鈍っているのは間違いなく、リハビリ目的もあって、高尾山へ体をイジメに行きました。症状自体は軽症の部類だと思うんやけど、39度台の熱が3日間続きました。途中下がったりもしていた時もありつつ、また上がるを3回くらい繰り返す感じでした。それ以外は、咳や鼻水、倦怠感も僅かで、3日間の発熱が治ると比較的元気に過ごせましたが、自宅での隔離が10日間なので、家どころか、部屋から出ることができないストレスの方も大きかったです。
そんなワケで、夜が開けない時間帯に家を出て、日の出とともに、登山を開始することにしました。
オススメの6号路
高尾山は今まで何度も登っていますが、一番使うことが多いのが、6号路です。沢沿いで、気持ちよくハイクできるし、真夏でも日陰が続くので体力をセーブしやすいです。自然が深いルートで、子連れにも楽しめるコースだと思います。途中、沢で遊んでいる子供もよく見かけますし。
今回のスピードハイクですが、できるだけ走れるところは走ろうと考えました。高尾山とはいえ、流石に最初から最後まで走り続けるのは、私の力量では厳しいので、途中休み休み、走れるところだけ走りました。日中だと、高尾山は本当にハイカーの方が多いので、走るのは危険が多いですが、早朝(5時過ぎ)にスタートしたので、人はまばらなので、邪魔になることもなく、危険を煽ることもないことは確認しています。
6号路のコースタイムは 90分。今回は休憩しながらですが、50分で登頂しました。最後の長い木の階段を上がり切った後、そのまま山頂に行くところを、寄り道して、一旦5号路に外れて、最後は稲荷山コースで登頂しました。稲荷山コースも最後に木の階段があって、その階段をトレーニングがてら利用することが目的でした。少し天気は心配でしたが、山頂からは綺麗に富士山と、丹沢の名峰を拝むことができました。とても良い登山でした。
高尾山からは、丹沢山系をはじめ、富士山方面の山々、遠くは南アルプスまで、たくさん見ることができます。
少し話は変わりますが、実は我が家から高尾山が見えるのです。そして富士山も近くのマンションに隠れながら山頂付近がちょこっとだけ見えます。日本一標高の山と、日本一登山者の多い山が見えるのですから、山好きにとっては、プチ自己満足ではあります。
高尾山トレーニング総括
山頂で水分補給とおにぎりを一つ食べて、下山を急ぎます。家族が起きる前に帰らないといけないので(笑)。下山もいろんなコースがありますが、早朝の薬王院を経由する1号路で下山しました。なかなか風情のある薬王院ですが、いつもは人でごった返していますが、早朝ということもあり、人影は本当にまばら。のんびりお参りすることもできます。
1号路は、ケーブルカーやリフト乗り場を過ぎると、一気に傾斜が激しい路に変わります。登りもキツいですが、下山もキツいです。一度コケると、そのまま登山口まで転がっていくんじゃないか、ってくらいです。なので、スピードハイクで下るときには、とにかく前太ももに負荷がかかって、トレーニングには良いのですが、怪我しないように、無理なく、スピードを落としながらの下山が必要。ここもなんとか無事下山を果たし、7時10分には登山口に到着することができました。 その結果、予定通り、8時には帰宅が叶い、起きてきた子供たちと何もなかったように、一緒に朝ごはんを食べることができました。
トレーニングとしては、週末の家族の時間を確保しつつ、コロナ療養明けの不安と、1ヶ月後のSeaToSummitに向けて、現時点の体の状態を確認することができたのは有意義でした。まだまだ体が重いんですが、長丁場のSea To Summit 本番では、限界に至ることがないようにペース配分して完走を目指したいと思います!
動画でも公開しているので、よければご覧ください。
Sea To Summit に向けた準備や、トレーニングの様子もブログでアップしていこうと思います。
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